26日をもちましてBe green exhibiton終了いたしました!
沢山の方にご来場いただけて、大変嬉しく思います。
今回私は集中的に硝子胎七宝を制作しました。片面、両面七宝共に新たな面白さと課題が見え、更なる目標が出来たのでわくわくしています。
少しの在廊でしたが、沢山の方にお会い出来て良かったです。ありがとうございました!
新作の3点を紹介します!
神使(しんし)とは神道において神の使者、もしくは神の眷属で神意を代行して現世と接触するものと考えられる動物のことである。
身近な生きもの達が、大きな存在の使いとして私たちのまわりに存在する。
"見られている"その意識は常に心にとどめよう。
神使-命伝ふる-
硝子胎両面七宝 Φ150mm ガラス 硝子胎釉 銀
春日大社や鹿島神宮の神使である白鹿。
武甕槌命 をその背にのせてやってきたとも、天照大御神の命令を武甕槌命に伝えにきたとも言われている。
武甕槌命のところに天照大御神から使者が来て、経津主命と共に出雲の国へ行って、大国主命に、出雲国を自分(天照大御神)に譲るよう説得してきなさい」とのことだった。
この時の天照大御神の使者、天迦久神は鹿の神霊だったとされる。
神使-海渡る-
硝子胎両面七宝 Φ150mm ガラス 硝子胎釉 銀
伊邪那岐尊が伊邪那美尊を黄泉の国から引き戻そうとするが果たせず、その黄泉の国の汚れを海で禊をした際、住吉三神がうまれた。
禊祓い(みそぎはらい)、航海安全、和歌、農耕の神である。
各地の住吉神社の境内などで神使の兎の姿(像)が見られる。
神功皇后(十四代仲哀天皇の妻)は、住吉大神のご加護の下、新羅遠征から凱旋の帰路、大神の信託に基づいて住吉の地に大神をまつったとされる。
神をまつった日(住吉大社の創建日)が、神功皇后摂政十一年(211)、辛卯年の上の卯日だった。この縁から、兎(卯)が住吉大社の神使とされ、卯の花も縁の花とされるようになった。
神使-明告げる-
硝子胎両面七宝 Φ150mm ガラス 硝子胎釉 銀
伊勢神宮の神使である鶏。
鶏は、天照大御神が隠れた「天の岩屋戸」の前で鳴き声をあげて、大神を迎え出し、闇を払い、再び光(太陽)を取り戻す役割を担った。
天照大御神の再現を知らせる鶏の時の声が、暗闇の中ではびこっていた邪や災いを霧散させることになった。
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